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工場計画と立地の諸要因

みなさんが工場を建てようと思ったらどこに建てるでしょうか。土地が安い場所、工業団地、原材料を集積しやすい場所、製品を運搬しやすい場所、そもそも条例で工場を建設してもよいことになっている区域など、考えはじめると色々な制約条件があることがわかります。...

日程計画法(スケジューリング理論)

日程計画を決める際の計画方法には、「フローショップスケジューリング」と「ジョブショップスケジューリング」の2つがあります。 フローショップスケジューリングは、予定されているすべてのジョブについて、それぞれ実行されるべき作業が類似しており、かつ作業順序に従って設備が設置されて...

ライン生産方式

ライン生産とは、技術的な工程順に作業ステーションがライン上に配置されており、ラインが進むにつれて加工が進んでいく工程方式のことです。いわゆる、流れ作業のような方式です。 はい、勉強中の方だと「ライン生産」と「連続生産」と何が違うの・・・?って混乱するポイントです。連続生産と...

ロット生産方式のお話

ロットとは、ひとまとめの有形物のグループであり、同じ品種にまとめた束のことです。 ロット生産という場合は、製品の品種毎に生産量をひとまとめにして、A製品を加工したら、次はB製品・・・というように複数の異なる製品を交互に一つの生産ラインに流して断続的に生産する形態です。...

個別生産方式のお話

今回は個別生産方式のお話です。 個別生産というのは、個々の注文に応じて一回限りの生産を行う形態です。例えば、オーダーメイド品なんかは立派な個別生産ですね。製品仕様は顧客が決定し、顧客からの注文量に基づいて製品を生産するという形が個別生産の基本的な形態です。...

注文方法による生産形態の分類

生産形態とは、与えられた市場、経営、技術などの環境条件の元で生産を行うための形態のことです。ようは、作り方のスタイルですね。 まず、注文方式の時点で、受注生産と見込み生産の2種類に分類することができます。 受注生産は、顧客が定めた製品を生産する形態です。いわゆるオーダーメイ...

生産管理の基礎 後編(生産性の評価指標)

生産性の評価指標は、投入量に対する産出量の比を計算することで指標となる値を求めることができます。つまり、インプットに対して、どれだけのアウトプットが出せたの?というところを明らかにするところから始まります。アウトプットというのは、産出量であり、生産金額、生産量、付加価値であ...

生産管理の基礎 中編(生産管理の概要)

資材(Manufacture)、人(Man)、機械(Machine)。この3つを総称して生産の3Mと言います。これに、生産方法(Method)を加えたもののことを生産の4Mと言ったります。 さらに、製造業では、欠陥がなく顧客のニーズを満たせる所定の品質(Quority)を持...

生産管理の基礎 前編(製造業の特徴)

商品は、製造~流通~小売~顧客という流れで運ばれていきます。製造は川上に位置しており、顧客は川下に位置しています。製造から顧客への商品や権利の流れを商流、顧客から製造への情報の流れのことを情報流と言います。ちなみに、お金のやりとりは金流、品物のやりとりは物流とも言いますね。...

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